どうもNTTのNGNはクソ・サービスになりそうな方向・・・
IPv6への切り替えが迫っているといわれている、個人ユーザーとしてはいろいろ使い道が広がるので基本的に賛成である。
企業の管理者としては、機器の対応を考えると頭が痛くなるのでやめて欲しい、というかIPv6への移行はとても無理というのが正直なところ。
それで気になっているのが、今や世界有数(最大?)のIPv6網であるNTT東西の運営する閉域網(フレッツ)である。またNTTの次世代サービスの総称であるNGNは基本的にIPv6で動いている。ここで問題になるのが総務省が規定しいるドミナント規制で、支配的業者であるNTT東西には「インターネットサービスはさせない」という方針。
それではIPv6に移行するときにこの現在NTT東西のやっているIPv6網はどうなってしまうのか?というのが問題で総務省のインターネット政策懇談会でも議題として取り上げられている。
この問題についてはNTT東西とJAIPA(日本インターネットプロバイダー協会)との協議が行われていて12月にはその結果がでる予定になっているが、懇談会の10月24日付の資料によると、かなりわかりにくいのだが、どうもプロバイダとNGNとの間になにか信号交換をしそうな感じの方向で話し合いが行われている様子がうかがわれる。
あるブログの論考によると、「NTT-NGNのIPTv6 NATはユーザ不在だ」というエントリーで、どうもNGNとインターネット網との間にはIPv4におけるNATに相当するものが設置されるという解釈である。私はNTTがこうしたプロバイダ側に押し切られるようなかたちで簡単に決着をするとは考えにくいのであるが、現状の総務省のドミナント規制に配慮をするなら、こうした方向はある程度やむをえないように思われる。
そうするとどうなるかは、このブログの主張のとおり、NGNのIPv6利用者は、外部のIPv6とのコネクションをするためにはNGNに接続料金を払わなければならなくなる可能性が高く、かつ指定したアプリケーション?のみの接続に限定される可能性も高い。
つまり今のフレッツ網で行われているIPv6サービスは、外部のIPv6と接続をするたびに設定と利用料金をとられる可能性があり、利用者にとってはクソ・サービスになってしまう訳だ。
まだNGNが始まっていないエリアなので、今後の動向に注視をしておきたいが、現時点ではNTTの「フレッツ光」のサービスの見通しには要注意が必要な感じである。


